セラ家のいやしんぼ日記

癒し犬としてやってきたM・シュナウザー「セラ」の成長といやしんぼ家族の食卓と日常です。

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桜の花の咲く頃に

1000年に一度とも言われる未曾有の大震災から一ヶ月半以上が
過ぎてしまいました。
そんな東北の被災地にも桜が咲きました。
そして、この先毎年桜の花が咲く頃に今年の春を想うことでしょう。

震災直後、皆様から寄せられた温かいお気持ちが胸の奥底に沁み入りました。
うれしくてありがたくて泣き、悲しくて泣きの一ヶ月半でした。
まだまだそんな大災害を身近で体験してしまったことを
現実として受け入れられないというのが正直なところです。

知人の訃報に触れ、絶え間なく続く強い余震に怯え、
折角復旧したライフラインが再び断たれたり、
未だ収束の見通しが立たない原発問題を抱え、
心が折れそうになることも多々ありました。
しかし、家、家族、一生懸命に築いてきたもの全てを一瞬の間に失い
先々の不安を抱えながら避難所生活を余儀なくされている方々のことを思えば、
今の我が家の状況はなんと贅沢で幸せなことか・・・・


ご心配いただいている方々に元気なセラの姿を・・・と
何度も何度も思い、ブログの更新をしようと思ってはみるものの
語る言葉が見つからないし、友人、知人の不幸を前にして、
今そんなことをしていていいのか・・・
ということも心をよぎってしまっていました。

けれども、突然の不幸に見舞われた人たちを想って泣き、
落ち込んでばかりいても何も始まりません。
セラも含め我が家の家族も、生かされているんだ
ということを忘れずに、この先亡くなられた方たちの分まで
懸命に生きていかなければならないのだと心から思います。

続きで元気なセラを見てやってください。


セラ家は、「チェルノブイリ」と同じくらい世界的に有名になってしまった
「FUKUSHIMA」にあります。
幸いセラ家地方は、風向き等の関係もあり、放射線の数値はとても低いのですが、
やはりみなさん心配されて公園などは人っ子一人、ワン一匹いません。
人間の私たちよりも地表近くにいるセラは測定値よりも高い放射線量を
浴びることになるのかもしれませんが、家の中に閉じ込めておくよりも
わずかの時間でも外をかけ回らせる方がよかろうと判断して
我が家では遊ばせることにしました。
その方が健康的で免疫力も上がるのではないかと。

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何千坪もある県立公園がいつも貸切ドッグラン状態です。
でもひとりぼっちはちょっとさびしいなぁ~ (-_-)

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↓このとおりだぁ~れもいません。 やんちゃ顔もしてみます。↓

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地震のショックからか(?)一時避難で大勢の人と接したせいか
すっかり人見知りがなくなり、臆病ビビリも改善し、
毎日続く余震の揺れもなんのその
元気イケイケセラに変身してしまいました。
娘が言うには、これはある種の「PTSD」ではあるまいかと。

wanani.gif

桜満開の公園、休日でもほとんど人出がありませんでした。

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福島県は地震・津波プラス原発の三重苦で前に進めないどころか
どんどん後退していかざるを得ない被災者の方々も大勢いらっしゃいます。
この地で暮らし、懸命に働き、守り育ててきた生活、故郷が
もしかしたら未来永劫取り返しのつかないままであったなら・・・・
その悲しみ、絶望、落胆たるや想像するに余りあります。

人間が幸せな生活のためにと作り出したものが、あるきっかけで牙をむき
手に負えなくなり、その幸せを奪ってしまう。何と皮肉なことでしょう。
老朽化した福島第一原発はちょこちょこ問題を起こしては
その都度、何が起きても絶対安全を口癖に走って来たはずだったのに・・・・
今になって科学に絶対はあり得ませんと言われても地元の人々は
みんな素人なのですから納得できないことでしょう。
恩恵を受けていない人々の方が圧倒的に多いのですから・・・
アメリカンコミックのようにバットマンとかスパイダーマンとかが
『FUKUSHIMA』を助けに来るなんてことが起きないかな。
なんていい歳をして妄想したくなってしまいます。

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未曾有の震災も自然の力、そして被災地にもこうして変わらずに
美しい花を咲かせてくれるのもまた自然の力。

予期せぬ突然の災害に巻き込まれて亡くなってしまう不条理。
目の前で大切なもの全てを失ってたったひとり取り残されて
生きていかなければならないのもまた人生の不条理。
慰めの言葉もみつかりません。

我が家から車で数分走ると未だに海辺はこんな感じです。
津波でやられた海沿いの中学校です。
幸い生徒さんは全員無事でした。

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↑近くの避難所から餌やりに通ってくる飼い主さんを待っているワンちゃん。
遠浅で波が穏やかでとても安全と言われた海岸でしたが・・・・↑
がれきや船が打ち上げられ、防潮堤もボロボロでした。
一ヶ月近く経ってから通ったのですが、涙と震えが止まらないほどの惨状でした。
カメラに収めることも躊躇しましたが、決して忘れてはならないことなのだと思い
撮影してきました。
本当に酷いところは道路もやられていますからもちろん通行止めです。

恵まれている私でさえもまだまだ、夢を見ているようで
現実を受け入れられないでいるのですから、
何もかも失くされた方々の想いたるや・・・・
慰めや励ましの言葉など軽々しく口にすることすら憚られます。

でも、戦後の日本人もこうして悲しい現実を受け入れて
乗り越えてきたのですから、私たちもきっとこの大震災を
乗り越えていけると信じましょう。

ユーミンの歌で私が大好きな「12月の雨」
『時はいつの日にも親切な友達、過ぎてゆくきのうを物語にかえる♪』
あとは、「リフレインが叫んでる」では
『人は忘れられぬ景色を幾度もさまよううちに 後悔しなくなれるの♪』
というのがありますが、(どちらも恋の歌ですが・・・)
こうなる日が来ることをそして生きていて良かったと思える日が
必ずみんなに来ることを無芸大食揃いで何もできない情けない
セラ家一族ですが、ただただお祈りしています。

いえいえ、震災直後セラは名前の由来通り被災された方々の
癒し犬として少しばかり活躍したんでした。

あとは行政の方々に頑張っていただくこと、世界各国から寄せられた善意を
一刻も早く被災された方々に届けていただけることをお願いするのみです。

震災以来、神も仏もないんだなと何度も思いましたが、
私とセラにできることをやりつつ、やっぱり祈るしかないです。

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みなさまのブログへも、ボチボチとおじゃまさせていただきますので
今しばらくの間、どうぞご無礼をお許しくださいませ。

セラ&セラ母


| 東日本大震災のこと | 17:22 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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